ハーブと染料の深い関係
インド発祥のアーユルヴェーダ(インド漢方)は、シルクロードを経て中国で漢方に変化し、やがて日本にもたどり着いたと言われています。
そのほか、様々な文化が同様にシルクロードを経て日本へやってきました。
その一つが「染色」。日本の着物を美しく彩ってきた染める技術です。
原料(染料)はヨーロッパでも日本でも高価なものとされ、身に付ける色によって高貴な人々の位分けがされました。
法隆寺の重要文化財「蜀江錦」は、赤い発色が1300年の時を経たとは思えないほど美しいです。
この赤色はインドやネパール原産の「ラック」を原料とし、中国で染められ、日本へやってきたそうです。
「ラック」は日本にも伝えられましたが、染料としてではなく抗菌や止血の「薬」として正倉院に保存されています。
つまりハーブと染料は近い関係があったのです。
薬を作るために、ハーブを煎じているうちに色素が抽出され、染料に利用されるようになったのです。
さあ、もう一度「カーマアーユルヴェーダ」の原料を見て、ハーブの香りを楽しんでみてください。
世界のつながりや、凝縮された6000年の時間が感じられるかも知れません。
「カーマアーユルヴェーダ」がシルクロードの終着点の日本にいよいよ上陸です!
参考文献:「歴史を彩った染め」河上繁樹氏
